試合後の診断で180日間の出場停止
米最大の総合格闘技「UFC」のコナー・マクレガー(アイルランド)は23日(日本時間24日)、UAEで行われた「UFC257」ライト級マッチ(5回×5分)で元同級暫定王者ダスティン・ポイエー(米国)に2回2分32秒TKO負けした。カーフキックで足を止められ、まさかの敗戦。試合後は松葉杖をついて帰路についたが、ダメージは大きく、180日間の出場停止となったという。米メディアが報じている。
マクレガーは重傷だった。初回から優位に進めながらも、相手が執拗に繰り出したカーフキックでダメージを蓄積。足を止められると、左右の連打を浴びて敗れた。試合後は松葉杖をつき、右足を引きずりながら、痛々しい姿で会場を後にした。
米紙「USAトゥデー」の総合格闘技専門メディア「MMAジャンキー」では試合後の医師の診断結果を伝えているが、右脛骨・腓骨へ大きなダメージを受けた可能性があり、180日間の出場停止になったという。
同メディアによると、マクレガーは「オレの脚は完全にやられた」と認め、さらに「(キックを)阻止していたと感じたけど、(ダメージが)筋肉に浸み込んでいき、酷く傷つけられたんだ」ともコメント。ダメージの大きさを強く感じているようだ。
近年スポットライトを浴びることの多いカーフキックの破壊力が改めて浮き彫りになった。